けしのはな

沈黙を舌で味わう

9/24

昨日のお散歩の備忘録です。

 

彼岸花を見に、小石川植物園に行きました。

 


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雨上がり、彼岸花には水滴がついていました。

 

葉のない真っ直ぐな茎の上に燃える灯火ような花が咲いているのを見ると、なんだか此岸ではないところへ導かれている気分になりました。

 


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すこし視界が開け、曇り空の下たくさんの彼岸花が咲いている情景は、まるで時間の流れからはぐれてしまったようでした。

 



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高いイチョウの樹。黄色になる前の、緑の葉っぱのイチョウが結構好きです。

 


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雨上がりは水滴が美しい。一眼レフとか持ってたらもっと素敵な写真が撮れたかな。

 


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奥にある日本庭園も、とても素敵でした。

 

家もそこまで遠くないので、定期的に散策に来ようかな。

 

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小石川植物園を出て、ソーニヤというロシア料理のお店へ。

 


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ボルシチライ麦パン、ピロシキなどをいただきました。

 

ボルシチはロシア留学のとき毎日食べていたので、色々な思い出と繋がっています。

 

家でもまた作ろうかな。

 

ホフロマ塗りのカトラリーやサモワールがあって、それもまたノスタルジックに思えました。

 

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何故か川を見たくなったので荒川へ。


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鬼ころし飲んでたけど、歩き疲れたせいか変にアルコール回ってしまったのと、風が強く寒かったので、ブルブル震えてました。

 

でも曇天の荒川で救われる精神もあるので。

 

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歌詞って不思議で、その曲の全体のストーリーを掴めていない状態でも、我々の胸に突き刺さるような鋭利な言葉が潜んでいたりする。

 

そういったフレーズは、もはや歌詞を意識して聞いていないときすら突然我々の意識に流れ込んできたりするものだ。

 

KIRINJIの愛のCodaという曲には、そんな鋭いガラス片のような言葉が散りばめられている。

 

「帰りのチケットを破る意気地も

愛に生きる勇気もない」