けしのはな

沈黙を舌で味わう

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

fair as a star

ワーズワースが、ちいさく咲いている紫色の花にただ一つ輝く夜空の星を重ねたとき、僕らのいつもの道は永遠の宇宙になる… 花壇に咲いている色とりどりの花や、川沿いを彩る桜、甘ったるい香りを匂わせる沈丁花は、春の宴のヒロインである。 カラフルなドレス…

今日

嫉妬の先にあるものは性的欲望の徹底的否定である

がんばるぞい

今日は文学部の読書会に(遅れて)参加して、自分の学力の無さに絶望しつつもやはり学問の楽しさを少しずつ思い出したので、これからしっかり勉強しようと思った(KONAMI) 途中で諦めてしまった本とか、色々読み返してみようかと思う。とりあえずはドストエ…

トリオ、

ジャズにおいて「トリオ」という編成はなにか特別なものに感じる。ジャズの歴史を彩ってきた「トリオ」は当然枚挙に暇がない。 3/30,梅田のあたりのbamboo clubという古民家風のお店で、佐藤隼人トリオでライブをした。ピアノは関学、ドラムは大阪市大で、…

落日

山の向こうに転げ落ちていく赤い太陽と、覆いかぶさる夜の境に、無色彩の線がひとすじ隠れている。それは永遠性のヒントであり、楽園の顕現である。 赤信号すら夕日の残滓に見えるほど、落日の印象はいつも大きい。知らない自分をスクリーンに大きく映し出す…

無力化する境界を感じること

昼寝から目を覚まして暫くの間、僕は夢うつつの境におり、目に入る現実世界に存在する如何なる境界や障壁をも無意味化する感性を獲得する。窓の外に見える青空と、その中を泳ぐ白い鯨のような雲の群れを見れば、忽ち僕が座っている椅子や僕を囲む壁、窓、天…

ひとになる

成人を迎え、また年度が変わった。 まもなく平成も終わり「令和」が始まるという。 いろいろな節目が重なり合うこの時期だからこそ、自ら変わっていかねばならない。そういう意図を込めてしばらくツイッターをやめ、感じたことがあればこちらに書くことにし…